5月もになって一段と真夏を感じるここチェンナイ。
マンゴーをはじめとしてフルーツが盛りだくさん。
普段フルーツを好んで食べない筆者が、なぜか今年はよく食す。
まるで最後の夏を惜しむかのように・・・
先週の土曜日にいつものように早朝からゴルフをして家路に向かう途中、
「ん?」
左腕に大きな「しこり」のような「腫物」を感じた。
子供の頃から小さな「しこり」を持っていたが、それとは別に大きなものを感じた。
時間が経つつれ硬く赤く腫れがってきた。
「おい、おい」
日曜日もゴルフの予定だったのだが、それどころではない。
夜中も痛みや痺れを感じて・・・
朝、目が覚めると少し楽になっていたが、腫れは治っていない。
結局日曜日も痛い左腕でゴルフをして90点・・・
月曜日、いつものように出勤して、ランチ後に近くのAPOLLO病院へ。付き添いはM君。
とりあえず皮膚科を訪ねてみたが、ドクターは15分前に出かけて不在。
「Emergencyへ行ってください」みたいな対応で、そのままEmergencyへ。
カウンターにいた人に話しをして腕を見せたら、すぐにベッドに。
ドクターは患部をチェックするなり「切るけど、泊まる?今日帰る?」みたいな説明。
そして痛み止めの注射と点滴が始まる。
「今度の土曜日に日本に行くのですが、大丈夫ですか?」
「大丈夫、5日あれば」
その後別のドクターがやってきて、同じように患部をチェックし、
「切るけど、泊まる?今日帰る?」みたいな説明。
「今度の土曜日に日本に行くのですが、大丈夫ですか?」
「大丈夫、5日あれば」
点滴や注射、問診やその他準備をしてる看護婦さんがかわいい。
そしてまた別のドクターがやってきて、同じ問診。
この3人のドクターはいずれも女性。
そうこうしているうちにオペの準備ができて手術室に移動。
ちなみに、手術室は”OT” Operation Theater という。
そこでまた別のドクターらしき人が2人いて、一人は女性、そしてまた同じ問診。
マスクを口鼻にあてられ、「これが麻酔だな、息しづらいし、これで効くのかな?」
気がつくと目の前には同僚のM渕くんの姿が・・・
「あれ? どうしたの?」
4,5回の呼吸で深い眠りにつき、あっという間にオペは終了していたようだ。
午後3時に病院に行き、9時には自宅に帰宅した。
この間、病院での手続きを(M渕くんではない)M君がしてくれて、本当に助かった。
ちなみにこの日の治療費は 63,957 インドルピー。
翌日からは毎日病院に行って患部のチェックとガーゼの交換をした。
ドクターに「傷口はどうですか?」と尋ねてみたら、iPhoneを取り出して、オペ中の写真を見せてくれた。
そこには衝撃的な画像が、って言うかiPhoneに?(後日AirDropでコピーをもらった)
そして帰国前日の金曜日に衝撃の事実が・・・
なんと傷口は開いたまま塞がっていない!(これもiPhoneで撮影)
・・・このまま時間をかけて治していくらしい。
さて今晩のフライトで日本へ向かうのだが、お酒もゴルフも無い日本での2週間、どうするオレ?